2012年4月から某法科大学院(ロースクール)に入学。で、ブログ始めます。
……つづき)
さて、初回の演習が始まりました。
演習を履修する人は、最初に予習の範囲を指定されており、第1回目から授業が開始されました。
第1回目の演習は、「無効と取消し」というテーマでした。
ちなみに、予習課題は(うろ覚えですが)以下のようなものだったと思います。
「予習:民法の条文の中には「無効」という言葉や「取消し」という言葉が使われているものがある。
それらの条文を抜き出せ」(だいたいこんな感じの予習指示だったような気がします)
ロースクール1年生の今となれば、「あるある」テーマとして効率良く予習をすることができますが、当時は「無効? 取消し? 一緒じゃん」と思ってました。
え、だって、121条にこう書いてあるんですよ?
民法121条
「取り消された行為は、初めから無効であったものとみなす」
とすれば、「取消し=無効」 であって、同じ意味じゃないか、と思っていました。
(……学部1年生の頃、民法総則の授業をいかにサボってたかがわかりますね)
予習にはとても時間がかかりました。
(ピカピカの)内田本のどこを参照していいかも分からず、というより、民法の条文から「無効」と「取消し」の文言を抜き出すのであるから、「総則・物権」だけの本ではだめなのではないか? とも思ったり……。
かといって、民法典の全てを1条から全て見ていくのかと、読んでいると、制限行為能力者のところで「取消し」って文言がいっぱい出てきて面を食らいました。
「…え、何かよくわからないけど、これ全部抜き出すの? 多くない?」と思いパラパラめくってると、家族法のところとか「取消し」という文言がたくさんあって、絶句しました。
こうして、泣きそうになりながら、予習をしたのを覚えています。
つづく
(昨日の続き)
A先生が黒板の前に座ると「ここは×××演習(科目名)の教室でいいかな?」と言い、「Aです。みなさんよろしく」と自己紹介をされました。
僕はこのとき、一気に緊張したのを覚えています。
スピリチュアルな感じで言えば、A先生にはオーラがありました。もちろん、先入観もあったのかもしれません。
にしても、迫力がすごく、特段何もおっしゃらなくても押されている気がしました。
もっとも、外見は優しそうな方だったのですが……。
自己紹介もそこそこに、これからの講義のガイダンスと予習の仕方の説明がなされました。
教科書は特に指定されず、「今まで講義等で使用していた物で構わない」とのことでした。
僕は、当時買ったばかりでピカピカの内田貴『民法Ⅰ 総則・物権』(東京大学出版、2008年)を使用することにしました。
(……法律の本って、買っただけで賢くなった気になりますよね。当時の僕もそう思ってました。内田本を片手に「オレ、民法すげぇわかるぜぇーー、みたいな」)
ほとんどの学生は、1年生の民法のときに指定された教科書を持ってきていた気がします。
つづく
……最近、更新が停滞していたので、思い出話でもしようと思います。
予約機能を付けて、毎日、連続でブログを更新しますね。
さて、その思い出話というのは、学部時代の民法の演習です。
民法の講義を聞いていると、ふと学部の頃に勉強した記憶が蘇ります。
それは知識を思い起こしたり、「あぁ、こういう解釈だったな」と思うのではありません。
単純に、学部時代の民法の授業を思い出します。
僕は、2年生の頃、とある民法の先生から授業を受けました。
その先生は有名な方ですが、ここの名称はA先生としておきます。
正直、この授業が僕の法律の勉強に対するイメージと、姿勢をとても大きく変えました。
演習は人数制限が設けられていたため抽選でした。
しかし、募集者があまり多くなかったため、抽選も無く少人数でその先生の授業を受けることが出来ました。
最初の授業は、木曜日の5限目でした。
2年生の僕でも名前を聞いたことのある先生だったので、俄然、やる気を持って、授業開始の30分前くらいから早く教室で待ちました。
比較的小さな演習教室でした。せっかくだから、と黒板の近くに座りました。
授業の開始が近付くにつれて、学生も集まってきました。正規履修生は少なく10人ほど。ただ聴講生として、3年生の先輩方がいました。
始業開始と同時に、A先生が来られました。
つづく
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